医療脱毛中は、毛抜きを使わないのが基本です。医療レーザー脱毛は、毛の黒い色に反応して毛根や毛を作る組織に働きかけます。毛抜きで毛を根元から抜くと、レーザーが反応する毛が一時的になくなり、脱毛効果に影響する可能性があります。
また、毛抜きで肌に刺激を与えると、赤みや炎症、毛穴の傷、埋没毛などにつながることがあります。自己判断で抜かず、処理が必要なときは電気シェーバーなどで表面の毛だけを剃る方法が一般的です。
医療脱毛中に毛抜きが使えない理由
毛抜きが避けられる主な理由は、脱毛の反応に必要な毛を抜いてしまうことと、肌を傷つけるおそれがあることです。
レーザーが反応する毛を抜いてしまうため
医療レーザー脱毛では、毛に含まれるメラニン色素を利用して、毛を作る部分に熱を届けます。毛抜きで毛を根元から抜くと、次の施術までにレーザーが反応する対象が整わず、施術を受けても十分な効果につながらない可能性があります。
このため、施術期間中は毛を「抜く」処理よりも、毛根を残して表面だけを整える処理が向いています。
肌トラブルの原因になるため
毛抜きで毛を抜くと、毛穴の周りに小さな傷や刺激が生じることがあります。赤み、腫れ、毛穴の炎症、埋没毛などが起きると、肌の状態によっては施術を延期することもあります。
特に、施術直前や施術後で肌に赤み・ヒリつきがある時期は、毛抜きによる追加の刺激を避けてください。
医療脱毛中に使える自己処理方法
毛を根元から抜かず、肌の表面に出ている部分だけを処理する方法なら、毛抜きよりも施術への影響が少なくなります。
| 自己処理方法 | 医療脱毛中の扱い | 注意点 |
|---|---|---|
| 電気シェーバー | 一般的に使いやすい | 肌に強く押しつけず、清潔な状態で使う |
| カミソリ | 使用できる場合がある | 肌を傷つけやすいため、力を入れすぎない |
| 毛抜き | 避ける | 毛根から抜くため、施術への影響や肌トラブルに注意 |
| ワックス・脱毛テープ | 避ける | 毛を根元から抜き、肌への刺激も強い |
| 家庭用脱毛器・除毛クリーム | クリニックの指示を確認する | 肌状態や部位によって適さない場合がある |
自己処理の方法やタイミングは、脱毛部位や使用する機器によって指示が異なることがあります。通っている医療機関から指定がある場合は、その案内を優先してください。
施術前に毛抜きを使ってしまった場合
施術前に毛抜きを使ってしまった場合は、施術日までの期間や抜いた範囲によって対応が変わります。予約日を自己判断で変更せず、抜いた部位と時期をクリニックへ伝えて確認してください。
毛抜きを使った部位に赤み、腫れ、傷、かゆみなどがある場合は、施術を受けられないことがあります。症状がある状態で無理に施術を受けると、肌への負担が増える可能性があるためです。
施術後に毛抜きを使ってもよい?
施術後も、毛抜きは使わないのが基本です。レーザー照射後は、時間をかけて毛が自然に抜け落ちることがありますが、無理に引き抜くと肌を刺激してしまいます。
気になる毛があっても、まずは自然に抜けるのを待ち、処理が必要な場合は肌の赤みやヒリつきが落ち着いてから、クリニックの指示に沿ってシェービングしてください。
照射後の肌に強い赤み、腫れ、水ぶくれ、痛みなどがある場合は、毛の処理を続けず、施術を受けた医療機関へ相談しましょう。
どうしても毛抜きで処理したい場合の判断
医療脱毛を継続している期間は、基本的に毛抜きを使わないでください。特に、次のような場合は自分で抜かず、クリニックに相談することが大切です。
- 施術前に毛抜きを使ってしまった
- 施術後の毛が引っかかって気になる
- 毛抜きで処理した部分に赤みや腫れがある
- 埋没毛や毛穴の炎症がある
- 顔やVIOなど、刺激を受けやすい部位を処理したい
医療脱毛中の自己処理は、毛根を抜かずに表面だけを整えることが基本です。まずは毛抜きやワックスを避け、電気シェーバーを中心に使い、施術前後の具体的な処理時期は通院先の指示に合わせてください。







