医療脱毛で火傷した場合、どのような症状が出る?

医療脱毛で火傷した場合、どのような症状が出る?

医療脱毛で火傷をした場合、施術直後の赤みやヒリヒリ感だけでなく、強い痛み・腫れ・水ぶくれ・皮膚のただれなどが出ることがあります。症状が時間とともに強くなる、水ぶくれができる、白く変色する場合は、通常の施術後反応ではなく火傷の可能性があるため、施術を受けた医療機関へ連絡してください。

医療脱毛で火傷したときに出やすい症状

医療脱毛による火傷では、皮膚の表面だけに起こる軽い炎症から、水ぶくれや皮膚の損傷を伴う症状まであります。主な症状は次のとおりです。

  • 赤みが広がる、または強くなる
  • ヒリヒリする、ズキズキするなどの痛み
  • 皮膚が熱を持つ
  • 腫れやむくみ
  • 小さな水ぶくれ、大きな水ぶくれ
  • 皮膚がむける、ただれる
  • かさぶたができる
  • 皮膚が白っぽく、灰色、黒っぽく変色する
  • 治った後に茶色くなる、または色が抜ける

症状だけで火傷の深さを正確に判断することはできません。特に、強い痛みや水ぶくれがある場合は、自己判断で様子を見続けず、医師に確認してもらうことが大切です。

通常の施術後の反応と火傷の違い

医療脱毛では、毛穴の周囲に一時的な赤みや軽い腫れ、熱感が出ることがあります。照射した部分に限られ、症状が強くならず、時間の経過とともに落ち着いていく場合は、施術による一般的な反応の可能性があります。

状態 考えられる目安
軽い赤み、毛穴周りの腫れ、軽い熱感 施術後に起こることがある反応
強い痛み、赤みの拡大、強い腫れ 火傷などのトラブルの可能性
水ぶくれ、皮膚のただれ、かさぶた 医師への相談が必要な症状
白色・灰色・黒色への変色、感覚の鈍さ 早めの診察が必要な可能性

赤みの有無だけで判断するのではなく、痛みの強さ、症状が広がっているか、水ぶくれや皮膚の損傷があるかを確認してください。施術直後は軽く見えても、その後に症状が強くなることがあります。

水ぶくれができた場合はどうする?

水ぶくれは、皮膚が熱によって損傷したときに出ることがあります。自分でつぶしたり、皮をはがしたりしないでください。傷口から細菌が入ったり、治りにくくなったりするおそれがあります。

衣服や下着が患部に触れて痛い場合は、こすらないようにして、清潔なガーゼなどで保護します。市販の軟膏や消毒薬を使うかどうかは、火傷の状態や部位によって異なるため、施術を受けた医療機関または皮膚科に相談してください。

医療脱毛で火傷が疑われるときの対処法

火傷が疑われる場合は、次の順番で対応します。

  1. 照射部位に熱感や痛みがある場合は、清潔な濡れタオルなどでやさしく冷やします。
  2. 氷や保冷剤を直接当てたり、強く押さえたりしないようにします。
  3. 水ぶくれがある場合は、つぶさずに保護します。
  4. 施術を受けた医療機関へ連絡し、症状が出た部位、症状、発生した時間を伝えます。
  5. 必要に応じて、皮膚科を受診します。

冷やすことで一時的に症状が落ち着いても、火傷が治ったとは限りません。症状が続く、悪化する、皮膚が傷ついている場合は、診察を受けてください。

すぐに医療機関へ相談したほうがよい症状

次のような症状がある場合は、施術を受けたクリニックへ早めに連絡し、必要に応じて皮膚科を受診してください。

  • 痛みが強く、冷やしても改善しない
  • 赤みや腫れが広がっている
  • 水ぶくれができた、または破れた
  • 皮膚がただれている、むけている
  • 皮膚が白色、灰色、黒色に変わっている
  • 膿が出る、悪臭がある、発熱がある
  • 目の周りや陰部など、デリケートな部位に強い症状がある
  • 顔や首の腫れ、息苦しさなどがある

顔や首の腫れ、息苦しさ、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、火傷以外の反応も含めて緊急性がある可能性があります。施術を受けた医療機関への連絡だけでなく、必要に応じて救急相談や救急受診を検討してください。

火傷の症状が治った後に残ることがある変化

火傷が治った後も、照射部位が茶色くなる「色素沈着」や、反対に白く見える「色素脱失」が起こることがあります。症状が落ち着いた後も色の変化が続く場合は、自己判断で再照射せず、医師に相談してください。

赤みや痛みがある間は、日焼け、摩擦、熱い風呂、サウナ、激しい運動など、患部への刺激を避けます。次回の施術を受ける時期や照射設定の変更についても、皮膚の状態を確認した医療機関と相談して決めてください。

医療脱毛の火傷症状を判断するときのポイント

医療脱毛後の赤みや軽い熱感は、必ずしも火傷とは限りません。一方で、症状が強い、広がる、水ぶくれやただれがある、皮膚の色が変わる場合は、火傷の可能性を考えて医療機関へ連絡する必要があります。

まずは患部をこすらず、必要に応じてやさしく冷やしてください。そのうえで、施術を受けたクリニックに症状を伝え、水ぶくれや強い痛みがある場合は皮膚科で診察を受けましょう。