医療脱毛の施術後にかゆみが出たときの原因と対処法は?

医療脱毛の施術後にかゆみが出たときの原因と対処法は?

医療脱毛の施術後に出るかゆみは、レーザーの熱による一時的な炎症や、肌の乾燥が主な原因です。多くは時間とともに落ち着きますが、かゆみが強くなる、痛みや水ぶくれを伴う、広がるといった場合は、施術を受けたクリニックや皮膚科に相談してください。

医療脱毛の施術後にかゆみが出る主な原因

施術後のかゆみは、肌への刺激による反応として起こることがあります。原因によって対処が異なるため、症状の出方を確認しましょう。

レーザーの熱による一時的な炎症

レーザー照射後は、毛穴の周囲が赤くなったり、軽く腫れたりすることがあります。毛穴周辺の炎症に伴って、かゆみやヒリヒリ感が出る場合があります。

施術直後から数時間以内に赤みとかゆみが出て、少しずつ落ち着いていく場合は、この反応の可能性があります。ただし、症状だけで原因を断定することはできません。

肌の乾燥

施術後の肌は一時的に刺激を受け、乾燥しやすくなります。乾燥すると肌のバリア機能が低下し、普段は問題のない衣類や汗、入浴料などでもかゆみを感じやすくなります。

衣類や汗などによる刺激

施術後にきつい衣類を着たり、汗をかいたまま過ごしたりすると、照射部位がこすれてかゆみが強くなることがあります。下着やマスクなどが触れる部位では、摩擦にも注意が必要です。

毛嚢炎や接触皮膚炎など

毛穴に細菌が増えて毛嚢炎(もうのうえん)が起きると、赤いぶつぶつや膿を伴うことがあります。また、保湿剤、日焼け止め、消毒剤などが肌に合わず、接触皮膚炎によるかゆみが出る場合もあります。

赤みやかゆみが広がる、ぶつぶつが増える、膿や強い痛みがある場合は、単なる一時的な反応と決めつけず、クリニックや皮膚科へ相談してください。

施術後にかゆみが出たときの対処法

まずは患部への刺激を減らし、熱を落ち着かせて保湿します。次の順番で対応してください。

  1. 患部を冷やす
    清潔な濡れタオルや、タオルで包んだ保冷剤を患部に当てます。保冷剤を直接肌に当てたり、強く押しつけたりしないでください。
  2. やさしく保湿する
    肌にしみない低刺激の保湿剤を、こすらずに薄く塗ります。施術後にクリニックから指定された軟膏や保湿剤がある場合は、その指示を優先してください。
  3. かかない・こすらない
    爪でかくと傷ができ、炎症や感染につながることがあります。衣類やタオルでこすることも避けてください。
  4. 熱や汗を避ける
    赤みやかゆみがある間は、熱い湯船、サウナ、激しい運動などを控えます。入浴する場合はぬるめの湯にし、体を洗うときも患部を強くこすらないようにします。
  5. 症状の変化を確認する
    かゆみが弱くなっているか、赤みが広がっていないか、水ぶくれや膿が出ていないかを確認します。

市販のかゆみ止めやステロイド外用薬を使う場合は、照射部位に使用できるかを薬剤師や医師に確認してください。自己判断で薬を重ね塗りしたり、クリニックから処方された薬を中止・変更したりするのは避けましょう。

かゆみがある間に避けたいこと

施術後の肌は刺激に敏感になっているため、次の行動はかゆみを悪化させる可能性があります。

  • 患部を爪でかく、強くこする
  • 熱い風呂、サウナ、長時間の入浴
  • 激しい運動や、汗をかいたまま放置すること
  • きつい衣類や、肌に当たり続ける服を着ること
  • スクラブ、ピーリング、制汗剤など刺激になりやすい製品の使用
  • 日焼けや、照射部位への強い紫外線 exposure

紫外線 exposure は「紫外線を浴びること」を指します。外出時は衣類や日傘などで照射部位を守り、日焼け止めを使う場合は、肌にしみない製品を選んでください。クリニックから別の指示がある場合は、その指示に従います。

すぐにクリニックへ相談したほうがよい症状

次の症状がある場合は、施術を受けたクリニックへ早めに連絡してください。診療時間外の場合の連絡方法も、契約時の案内やクリニックの説明書で確認します。

  • かゆみや赤みが時間とともに強くなる
  • 強い痛み、腫れ、熱感が続く
  • 水ぶくれ、ただれ、皮膚がむけるなどの症状がある
  • 赤いぶつぶつや膿が増える
  • 発熱を伴う、赤みが広がる
  • 数日たっても改善しない、または繰り返す

顔や首の腫れ、全身のじんましん、息苦しさ、のどの違和感などがある場合は、強いアレルギー反応の可能性があります。施術後の反応と自己判断せず、息苦しさなどが強い場合は救急車を呼ぶなど、緊急の対応をしてください。

施術を受けたクリニックに伝える内容

相談するときは、次の情報を伝えると状況を確認してもらいやすくなります。

  • 施術を受けた日時
  • かゆみが始まった時刻
  • 照射した部位と範囲
  • 赤み、腫れ、水ぶくれ、ぶつぶつ、痛みの有無
  • 使用した保湿剤や薬
  • 症状が悪化したか、軽くなったか

見た目の変化がある場合は、経過が分かるように写真を撮っておくと説明に役立つことがあります。写真を撮る際は、撮影日時も記録しておきましょう。

医療脱毛後のかゆみは、症状の変化で判断する

施術後の軽いかゆみは、レーザーの熱や乾燥による一時的な反応のことがあります。まずは冷やす、保湿する、こすらない、熱や汗を避けることを行い、症状が落ち着くか確認してください。

一方で、かゆみが強くなる、水ぶくれや膿が出る、強い痛みや腫れがある場合は、早めに施術を受けたクリニックや皮膚科へ相談することが大切です。顔や首の腫れ、息苦しさなどがある場合は、通常の経過として様子を見ないでください。