医療脱毛の打ち漏れが疑われるときは、まず施術を受けたクリニックへ連絡し、診察や再照射の対象になるか確認します。再照射に対応してもらえる場合でも、対象部位・申告期限・費用・予約方法はクリニックごとに異なります。
医療脱毛の「打ち漏れ」とは
打ち漏れとは、照射範囲の一部にレーザーが当たっていない、または当たり方が不十分で、周囲と比べて一部分だけ毛がまとまって残る状態です。直線状・帯状に毛が残っている場合や、照射範囲の一部だけ明らかに毛が生えている場合は、打ち漏れの可能性があります。
ただし、施術後すぐに毛が残っていても、必ずしも打ち漏れとは限りません。レーザーを照射した毛はすぐに抜けるのではなく、時間をかけて自然に排出されます。また、毛周期や毛質、肌の状態によって反応に差が出ることもあります。
打ち漏れが疑われるときの対応手順
- 施術直後の状態を記録する
毛が一部分だけ残っている場合は、患部をこすらず、可能であれば写真を撮っておきます。施術日、部位、毛が残っている場所も記録すると、クリニックに説明しやすくなります。 - クリニックに連絡する
電話や予約用の連絡フォームで、「施術した部位の一部に毛がまとまって残っている」と伝え、診察や再照射が必要か確認します。クリニックによっては、施術後の申告期限を設けています。 - 案内された方法で診察を受ける
写真だけで判断する場合もあれば、来院して肌や毛の状態を確認する場合もあります。自己判断で別の部位として予約せず、打ち漏れの相談であることを先に伝えましょう。 - 再照射の条件を確認する
再照射の対象範囲、料金、期限、剃毛の要否、予約方法を確認します。対象外の場合は、その理由と今後の施術方法について説明を受けます。
再照射してもらえるかはクリニックの規定で決まる
打ち漏れと判断された場合に、無料で再照射するクリニックがあります。一方で、再照射の対象部位を限定していたり、申告期限を設けていたり、通常の追加照射として料金がかかったりする場合もあります。
特に、次の条件は契約やクリニックの案内によって異なるため、施術前後の説明書や契約内容を確認してください。
- 無料の再照射に対応しているか
- 再照射の対象になる部位や範囲
- 申告できる期限
- 再照射を受けるまでの期間
- 診察料、追加照射料、剃毛料などの費用
- 自分で剃毛した場合に再照射の対象外になるか
「何日後までに連絡すれば無料になるか」「どのような状態を打ち漏れと判断するか」は、医療脱毛全体で共通の基準があるわけではありません。契約時の説明や、施術を受けたクリニックの規定に従って判断されます。
打ち漏れと判断しにくいケース
施術後すぐに毛が抜けない
レーザー照射後も、毛がすぐに抜けるとは限りません。照射後に毛が残っていても、一定期間の経過後に自然に抜けることがあります。施術直後の見た目だけで打ち漏れと決めつけず、クリニックが案内した経過観察の期間を確認してください。
毛がまばらに残っている
毛の太さや毛周期には個人差があるため、照射した部位でも反応にばらつきが出ることがあります。細い毛や産毛は、機器の種類や出力、肌の状態によって反応しにくい場合があります。
剃り残しや自己処理の影響がある
施術前の剃り残しが多い場合や、施術後すぐに自己処理をした場合は、残った毛の状態だけでは打ち漏れかどうか判断しにくくなります。自己処理を続けるかどうかは、クリニックの指示を確認してください。
打ち漏れの相談で避けたいこと
打ち漏れが疑われても、強くこすったり、毛抜きやワックスで毛を抜いたりしないでください。肌に刺激を与えるだけでなく、次回照射の判断に影響することがあります。
また、赤みや腫れがある状態で、自己判断で追加の照射を受けるのも避けましょう。別の医療機関で照射を受ける場合は、直前の施術日、使用した機器、照射部位、肌の症状を必ず伝えてください。
毛が残っている以外の症状がある場合
強い痛み、水ぶくれ、広がる赤み、ただれ、色の変化などがある場合は、打ち漏れの相談よりも先に施術を受けたクリニックへ連絡してください。照射後の肌トラブルの可能性があるため、再照射を受ける前に医師の確認が必要です。
症状が強い、またはクリニックと連絡が取れない場合は、皮膚科などの医療機関への相談を検討してください。
打ち漏れの相談で最初に確認すること
まずは、毛が残っている部位を写真に記録し、施術を受けたクリニックへ早めに連絡してください。その際、「施術日」「部位」「毛が残っている範囲」「肌の症状の有無」を伝えると、再照射や診察が必要か確認しやすくなります。
打ち漏れへの対応は、クリニックの規定と実際の肌・毛の状態によって決まります。無料再照射の有無だけでなく、申告期限や対象範囲、追加費用もあわせて確認しましょう。







